2014年10月1日水曜日

「これまで教わった中で一番印象に残っている英語教師」

[] 『英語教育ブログ』みんなで書けば怖くない!企画第7回


ということで、anfieldroadさんの企画に乗っかってみようかと思ったのですが、一番ですか。教わった、という定義が難しいですねぇ。学校で、という意味なのか、教員観仁摩で広げると達人セミナーの先生方も入ってくるのですが・・・。

 あえて自分が英語に興味を持ち始めたのは、後藤武士先生のおかげだと思います。といっても、彼は公立中学校・高校教員ではありません。当時岐阜県恵那市で私塾桐蔭ゼミナールを開いていた、高校の大先輩であります。彼は理系科目以外は全て教えてらっしゃったのですが、英語がメインだったのですが今思い返してみると英語だけじゃなくて国語の読解力も彼に教わっていたから伸びたんだと思っています。

 教材も教材見本市で厳選してきたものを使って教えていただいたんですが、何が面白かったのかな〜と今思い返してみようとおもいます。

1)辞書を使い倒す学習法
①長文をよみながら、内容を確認するのは学校と同じだったんですが、キーワードなどは特に辞書をその場で引きました。それこそ、紙辞書の親指が当たる部分だけ黒い帯が出来るぐらいに引きました。で、徹底的にアンダーライン。
②例文を全体で発表。「とにかくおもしろい!」例文があれば取り上げてもらえる、というので必死にそこに出てる例文を速読してました。国語辞書の明鏡も例文が面白いですが、それに似たノリで楽しかったです。
③辞書を入れる厚紙ケース→捨てる、辞書の透明カバー→捨てる
徹底的に汚せ!Paint it black!なロックのノリでしたねぇ。あ、そういえばローリンストーンズの柄のネクタイ、未だにしてらっしゃるのかしら。いやぁ、熱かったなぁ・・・。

2)鉄則シリーズ
①未だに「あれをシリーズ化して、本にしておけば」という珠玉の鉄則シリーズ。どんなものだったかも、あやふやですけど、当時はキレッキレでした。あ、思い出した。「長い文章はまず動詞を探せ!」とか。「動詞の前は主語!」とか。短くてゴロの良いフレーズでどんどん覚えていった気がします。渡部が進学校の生徒相手に予備校のまねごとをするとしたら(多分無いですけど)、多分、後藤先生の劣化コピーになる事は間違いないです。

3)厳しい言葉の中にもハートのあるセリフ
今では言えないでしょうけど、「あれだけ確認したのにマータ間違えるか!○、○、○の三乗!」と激励されても、ヘコまなかったんですよね。なんでしょう、ラポールができてるっていうんですかね、あれが。ダメな生徒はダメだったんでしょうけど。でも、普段学校では物静かだった同級生も後藤先生のハイテンション(「テンション高男」って言ってませんでした!?)の授業に着いてきてました。今思うと集団心理というか集団の学びの力を使っていたのだと思うのです。

4)絶対に諦めなかった、後藤先生の授業
授業が進まないと、進度が落ちるとか色々気になると思うんですが、そんなことを後藤先生は気にされるそぶりが無かった気がします。本当はどうだったのか分かりませんが。別に学校の定期考査の対策もしませんでしたし。でも着実に力は着いたと思うんですよね…なんなんでしょう。今思うと不思議です。

とにかく「後藤ファン」または「後藤カルト」になっていったんだと思います。だけど、解答もかならず「なぜ、そうなのか!?」が言えなければ良しとしなかった、結果オーライじゃなかった、から楽しかったんだと思います。今思うと、もうあのような授業形態は現指導要領では禁じ手なのでしょうけど、なーんか、残せないかな…と画策する渡部でした。