2011年3月4日金曜日

新たなる支配世界の始まりなのか Part1

事の発端はMoneyzineの記事からこの話題に興味を持ち始めた。
世界の富豪達は石油・金融から農業へシフトしてるのだろうか。
http://moneyzine.jp/article/detail/155855
ここでは米企業モンサントの名前はごくわずかしか出てこなかったし、ビル=ゲイツ、ウォーレン=バフェットという名前が踊っていたので記憶の片隅にしか無かったが衝撃的内容であったため、マネーゲームはここまで来てるのかという衝撃を受けた。
オイルマネーやITや金融バブルで散々利殖したにも関わらず世界の富豪達は「世界を救う」という大義名分のもとに、さらに高見を目指すというのか。
この記事を眺めてみると、昨年日本で行われたCop10はこの文脈で読めば、知識の無い人から見てもかなりグロテスクなやり取りも納得がいく。日本で生活していると全く危機感を覚えない事であるが、その影響は既に国内にも影響を与えているのではないかと考えられる。Cop10という場は、生物多様性という表面上の議論を装った生物遺伝資源をどう利益配分するかの戦争であり、今後、我々の生活にどのような影響を与えていくかを伺い知るにはちょうどいい材料だったということがよくわかるのではないだろうか。ここまで当時解説されていた文献なりソースにあたっていればもっと関心をもって事の成り行きを見守っていただろうが、その辺りが自分の情報リテラシーの低さを自覚させる。良い勉強になっているんではないだろうか。
 cop10を理解できれば、石油という先の無い商品よりも、穀物生産などの食品産業が次の時代の支配権になると考える事は容易であると思う。そういう意味ではITや金融に踊らされた日本はおとり作戦にまんまと引っかかった、とは言い過ぎだろうか。この失われた20年で失ったのは実は先100年の支配権、かもしれない。
 
 先日、Democracy now Japan で取り上げられた記事を見かけた。
(ただ記事自体は2010年9月のもの)
http://democracynow.jp/video/20100917-1(日本語版)
http://www.democracynow.org/2010/9/17/percy_schmeiser_vs_monsanto_the_story(英語版)


モンサント、この企業の名を知る人が日本にどれぐらいいるのだろうか。ただ、この企業はあのベトナム戦争の「枯れ葉剤」を生産していた企業、と言えばピンとくる人は多いんじゃないだろうか。枯れ葉剤の影響がどんなものだったかは多くの人が知っている事実であろう。この企業、枯れ葉剤で利益が今後見込めないということで農業バイオ部門への転換を図り成功している。同じようにデュポン(こっちは日本では有名か)も同部門へのシフトを早めている。
ウォールストリートジャーナルより
http://jp.wsj.com/Business-Companies/node_67561
モンサントの経営分析(ふっきーさんのブログより)
http://ameblo.jp/new-new-thing/entry-10643237593.html


この辺りまで情報を読み込んでいくと、状況が分かってきました。
1.元々化学薬品会社(しかも軍事部門に力を入れている)が除草剤で利益を上げていた
2.特許が切れてジェネリック他社製品によって利益が減った
3.除草剤に耐性のある遺伝子組み換え植物の種子と除草剤のセット販売で利益回復
4.さらに利益確定のためにターミネーター種子の販売
5.農業による支配体制の確立


こんな形でしょうかね。。